吉田次朗さんの非常に珍しい宝瓶と茶海。セットでの出品です。新品未使用。ちょっと良いお茶を1人分美味しく淹れて楽しむのに最適なサイズの宝瓶です。玉露や上質の煎茶、中国茶に。いずれも外側はとても落ち着いたマットな質感で、内側は艶のある釉薬がかかっていて、茶渋がつきにくい仕様になっており、宝瓶のつまみの部分にも空気孔があり、細部までとても凝った造りです。外側のマットな質感と温かみのある白の佇まいが素晴らしく、特に茶海はその繊細な薄さのため、マットなのに光に透けるような透明感も感じられる見事な逸品です。ちょこんと手のひらに乗る小ぶりのサイズで、手に持った時にしっくりおさまる感じと軽さはため息ものです。水切れを確かめるために水を入れたのみで未使用です。水切れもとても良いです。個展でも点数制限があってなかなか入手が難しい吉田さんの作品の中でも、茶器はレアなので手放せずにいましたが、茶器がたくさん増えすぎたので、お好きな方に使っていただければと思い、整理のため思い切って出品いたします。あまりに美しいのでもったいなくて一度も使えず、ほこりのかからない茶器の棚に飾っていたのみなので、宝瓶の方は底面も汚れはなく、非常に状態が良いです。一部内側に釉薬がかかっていない部分もありますが、元からのものです。歪みや表面の凹凸のない既製品の器とちがい、茶海は形成時にできた凹凸があり、それがまた器のいい味になっています。後からできたキズやへこみではありませんが、ご確認いただけるよう画像8-9を掲載しています。茶海は片口としても使えます。茶海は底面の釉薬がかかっていない部分に黒い擦れ跡のような色の変化があります(画像11)が、最初からあったものと記憶しています。美品ですが自宅保管である旨と、ゆがみや釉薬のムラなど、ひとつひとつ個体差のある作家ものの器の特性をご理解いただける方のみご購入ください。下記の作家さんのうつわややきもののお好きな方に岡田直人 棚橋祐介 大谷哲也 村上躍 伊藤環 鈴木環 額賀章夫 加藤財 高島大樹 境知子 河合竜彦 馬酔木誠余宮隆三苫修安藤雅信服部竜也境道一木下和美角掛政志亀田大介林拓児花岡隆馬場勝文