釣行3回の極美品です。チューブラーSMTの超高感度ロッドです。DAIWA独自の穂先テクノロジー、SMT(=SUPER METAL TOP)は、曲がっても戻る超弾性特性を誇る超弾性チタン合金。カーボンとは異なり、金属ならではの振動伝達を活かした、いわば“金属的な手感度”を実現する。先代STEEZでは早くからこの特性を活用した究極感度を実現する数々のモデルが仕上げられてきた。「開発を重ねるごとに、またさらに感度が極まっていく」14FASTHAWK、15FIREHAWK、そして16SKYFLASH SMT。それらの全てを吟味して、超高感度マシンへと仕上げてきたのが川口直人。STEEZフィネスの番人として知られる彼が、次なる極地を目指したのが12SKYBOLTの最終進化型とも言える“21SKYBOLT”という傑物だ。SMTの最大特徴とは、たとえラインスラックが出た状態でも金属的な振動を手元へと伝える感度を備えていること。先述の繰り返しにもなるが、この特性を何よりも強調しておきたい。そして、金属であるならば、カーボンに比べ比重が高くなる、ある意味ではデメリットが存在することも必然だ。従来であれば、そのマイナスをプラスへと変換するロッドデザインが求められてきたのも事実。ところが21SKYBOLTは敢えて、その比重を最大限に活かす、逆説的な発想へと切り替えたのだ。「少ない入力で、ティップが勝手に連続して動いてくれる。マイクロピッチシェイクが自在に」一度のシェイクが振動を増幅して、反復運動へと変換。トップにはMNST、以降をKBガイドといった重量を増すガイドをティップ部に搭載したことも反復をサポート。SMTの金属的な感度は、ベリー~バットのSVF COMPILE-Xへと繋ぎ、些細な変化も余すことなく手元へと伝達することを可能にした。「手にした瞬間はフワッとしたティップに強いバット。ところがひとたび水中にリグが入れば、驚異的なポテンシャルを発揮する」ミドストやボトスト、それにホバストといったスイミング系は無論、ボトムの微かな変化を感じ取るライトリグ全般に優れた対応力を発揮。全国各地で基軸となる1/16oz.シンカーの各種リグを中心に、フィネスアプローチで威力を発揮する。「もうこれ以上はないと思っていたライトリグの世界がまた進化」