９０年代です、台湾からのオーダー品、への輸出品、宜興製、黄龍山の老段泥です。先々月仕入れた品です、１６０cc位です、単孔、ボチボチ使ってました。このままマイ茶壺として使おうかな、とも思いましたが、ちょっと出品してみよう気分なので出品します。とても良い品です、軽量、形が使いやすい、色も良い。養壺されているのが分かりますでしょうか？最初より色が濃くなったのと艶が出ました、まだまだ出ると思います。問題は、１種類のお茶で養壺してない事です、凍頂烏龍茶、鉄観音茶、プーアル茶でしました。この茶壺はこのお茶で使う、というほうが勿論良いと思うのですが、個人的にはなんでもいいじゃん、って思うところもあります。そりゃお茶会とかでそういう形式でやってらっしゃるとこはそう言うでしょうし、そうしなければならないんだ、と思ってらっしゃる方もおられるかもしれませんが、作ってる方は実際はあまり気にしないんですよね、作法とか流儀とか形式的なものは。そういう注文が来たからそういうものを作る、みたいな。そりゃ各々の作家は、こうした方がいい、こうした方がいい、ってのはありますけど、結局決めるのは注文主ですし。教えてる方も実はそんな感じかもしれないですね。というのが、２００年位煎茶器作ってる家出身で、煎茶碗と涼炉位は作って売りたいな、と思っている私の意見です。リセットは可能です宜興孟臣