ソンイェのお守り用の人形です。かなり強く、村単位でのお守りなどに用いられていたものだと思われます。悪霊や天然痘などから、村などを守ってくれるものだそうです。日本で言う六地蔵のようなものですね。この木彫りの人形は、アンテロープと思われる角、木製ビーズのネックレス、羽、ラフィアのスカート、布製のスカートとヘッドカバーなどで出来ています。これは作成者のンガンガなどによって作られた秘密の魔法のアイテムが入っているらしく、開けていないため効果も落ちていないと思われます。この作品は19世紀後半から20世紀初頭のものと思われます。ソンイェ族はコンゴの他の民族と同様に、ンガンガとして知られる地元の司祭や占い師の活動を通して、日常生活の不測の事態に対応するために芸術を利用しています。霊的な強さと直観力に優れた彼らは、儀式や秘伝の儀式、彫刻を用い、邪悪な力を癒したり防いだりするそうです。ソンイェ族はルアラバ川の左岸に住み、多くの大河が横切るサバンナ地帯にあります。彼らは、ヘンバ族、クバ族、テテラ族、ルルワ族、そして特に彼らの起源と言われるルバ族との長い移動と文化的交流の歴史を持っています。中でもソンイェ族の間では呪術的な信仰と実践が広まっており、先祖の霊や自然の精霊とコンタクトを取ったり、供え物や祈りを捧げたりする場所として、家族や村の祭壇にこのような像が使われています。このような彫刻はNkishiとして知られ、しばしば運命をコントロールし、悪人を寄せ付けない、あるいは魔法をかける、そして最も重要なことは霊界の注意を引くという役割を果たしています。このフィギュアはかなり年季が入っており、虫食い、ひび割れ、欠け、へこみ、ほこりや汚れ、出所不明の供物が見られます。 現在、それ以上の摩耗や破損は見られず、健全な状態で安定しています。よく呪物にある謎の虫などの問題もないです。この商品によるいかなる損失も、当方は一切責任を負いません。#人形#呪い#呪物#油絵#祟り#瑕疵#曰く付き#霊障#怨念#心霊　#憑依#地縛霊#ポルターガイスト#オーブ#幽霊#霊魂#霊道#オカルト#黒魔術#お守り