日頃はメルカリを当方所蔵コレクションよりの御閲覧頂き厚く御礼申し上げます。こちらの御品物は江戸時代の元禄年間に大和國奈良にて甲冑師岩井派により造られた当時物岩井喜左近勝重作別名岩井喜四郎朱色在銘入り鎧胴になります。岩井派在銘の甲冑師の作は数がとても少なく貴重な中級武家所用で鎧胴草摺など当時のままの鉄地で出来て御座います。コンディションは徳川綱吉公治世であり赤穂浪士討ち入りの前後頃に製作されております。平和な太平の世の元禄時代で、有りながら実戦使用の造りでありますがコンディションは非常に経年劣化が進み状態は悪いですのであらかじめ御理解を受け賜りたく思います。このような江戸時代中期の岩井喜左近勝重作の鎧胴に御関心や御興味が御座います方々、江戸時代元禄期の武家資料として御活用頂けたら幸いですので宜しくお願い申し上げます。。尚、下段の御家紋入り箱並びに日本刀はディスプレイのため付属品では御座いませんのであらかじめ鎧胴のみと御考え願います。。本歌の篭手と鉄地兜、脛当と佩楯があれば見事に蘇る御品物です。。