本品(画像左側)1934年3バレル セカンド フルオリジナルは、1935年3バレル アウトサイドヒンジ(画像右側)よりも2mm 背が高くケースはファーストモデルのケースが使用されています。スラッシュ(ダイアゴナルライン)の位置に注目して下さい、ファーストモデルのケースを1/4インチ短くカットして流用した為、ロングタイプからショートモデルに切り替えられた最初のモデルであることが一目瞭然です。※1935年3バレル アウトサイドヒンジ(画像右側)は、比較画像撮影の為の「個体」であり商品ではなく、付属しません。シームレス・インサイドユニットも同様にファーストモデルを短くカットして流用されています。(カムスティは1935年のプレス加工と違いファーストと同じのより角ばって背が少し高く、カム固定シャフトピンの頭が大きい。フリントホイールはファースト オリジナル48歯水平フリントホイール、16穴チムニー、コイル式カムスプリング・ピストンヘッド(インサート内蔵初期型ロングストロングチューブ、初期型はチューブが太いのが特長です)、コの字型カムクリップ、小型フリントスクリュー(オリジナルの分離型)、未だにオイルパットが装着されていない「ファーストモデル」のインサートであることが判ります。職人の手作業で1個づつ組み立てられたフルハンドメイド、1934年セカンド・フルオリジナル、スクエアーコーナー・ダイアゴナルライン、ハイポリシュ加工。コイル式カムスプリングは、テンションが弱いのが弱点で「板バネ」に交換されているものが多く見られますが、この個体はオリジナルのコイル式カムスプリングのままです。(この個体のカムテンションも弱いですが、フリントを入れフリントホイールを回すと火花がでるのが確認できました)ケース表面にイニシャル跡や、全体的に小キズやスチール・パーツに微サビ等が見られますが、希少価値の高い個体です、ご理解の上ご購入ください)DAVID POOR 著 THE GREAT AMERICAN LIGHTER 22ページ参照。種類...オイルライター